2014年11月10日月曜日

欧州サッカー特集⑧ ヴェンゲル体制は本当に限界か

こんにちは。欧州サッカー特集としては、久しぶりの記事になりますね。
さて、今回は近ごろ、賛成派と反対派できっぱりと別れることの多い、アーセナルのヴェンゲル政権の継続についてお話しします。

今シーズン、リーグ戦11試合を消化して未だに4勝と波に乗れない、勝ちきれない試合の多いアーセナル。プレミアのトロフィーをかけた争いでは、早くも首位チェルシーに差を開かれ黄色信号という状態だ。当然ヴェンゲルに向けられる声は日々厳しいものとなっており、毎年おなじみのヴェンゲル限界説が今回もささやかれている。

では本当にヴェンゲル政権は18年の歴史を数える今、限界に来ているのか。非常に難しい問題だが、今回ばかりは私も限界に来ていると感じる部分がある。その部分を分析していく。

1.相変わらず怪我人の数が多い

毎シーズンアーセナルを苦しめるもの、それは度重なる怪我。今シーズンに入ってから、すでにジルー、モンレアル、サノゴ、ドゥビュシー、アルテタ、ラムジー、コシェルニー、エジル、オスピナなどの主力選手が怪我で離脱し、ジルー、ドゥビュシー、エジルに関しては長期の離脱となっている。ワールドカップの影響もあり、ベストコンディションで開幕を迎えられたわけではないが、それでも他チームに比べて離脱者の数があまりにも多すぎる。この原因は何であろうか。もちろん不幸な怪我というものもあるが、アーセナルの場合、多くは疲労からくる怪我と考えられる。ヴェンゲルという監督は、選手のローテーションをあまり好まず、常にベストメンバーで戦おうとする。


・メスト・エジルから見るヴェンゲルの選手起用

13/14シーズン、夏の移籍市場の最終日にアーセナルに加入したメスト・エジル。チーム加入直後は圧倒的なパフォーマンスでチームの前半戦の躍進に大きく貢献。しかし、中盤以降はハムストリングの怪我による長期離脱などもあり、移籍金に見合った活躍ができたとは言い難いシーズンとなった。不調、そして怪我の原因として挙げられるのが疲労だ。アーセナルに加入する前のシーズン、ジョゼ・モウリーニョの元でレアル・マドリーの一員としてプレーしていたエジルと、アーセナルに加入した後のエジルのリーグ戦での出場時間を見るとよく分かる。

    12/13シーズン 
32試合出場
合計出場時間:2022分 
    一試合平均:約63.2分

13/14シーズン 
26試合出場 
合計出場時間:2139分 
   一試合平均:約82.3分

なんと、アーセナル加入後のエジルはレアル・マドリー時代に比べ、出場試合数としては6試合も少ないのにも関わらず、合計出場時間は117分も増加しているのだ。一試合平均の出場時間も20分近く増加しており、疲労が溜まりやすくなるのも当然と言える。さらに、スペインに比べイングランドはウィンターブレイクが無いなどの理由で過密日程になり、その中でこのような起用をしていたことになる。


ジョゼ・モウリーニョという監督は、選手のフィジカルケアにかなり気を遣う。今まで数々のトロフィーを手にしてきた要因の一つとしてこのケアが挙げられる。対してヴェンゲルはどうだろうか。これだけ見ると選手のケアが万全とは言えないのではないだろうか。エジルだけでなく、数多くの選手に対するフィジカル的なケアが不十分と言わざるを得ない。ローテーションを適切に使っていく能力、この辺りがヴェンゲルが長い監督生活を過ごしている中で未だに未熟な部分である。選手層の問題もあるかもしれないが、では何故層が薄いポジション、ここ数シーズンで言えばCF、DMF、CB、RSBを補強しないのか。ここにも疑問が生まれてくる。

今シーズンもまた同じ過ちを繰り返している。果たしてヴェンゲルはこの状況を変える気があるのだろうか。フォーサイスという優秀なフィジカルコーチを加入させたところで、監督が選手のケアを怠っているのでは意味がない。



2.試合に柔軟性が見られない

これも昔からの問題。前述の通り、ヴェンゲルはローテーションをあまり好まない監督なので、どんなチームが相手でもスターティングメンバーがまったく同じということがよくある。ただ、これで本当にいいのだろうか? というのも、例えばチャンピオンズリーグでボルシア・ドルトムントと戦った直後の週末にQPRとの試合が控えているとする。当然チームの実力的にはドルトムントの方が上なので、こちらによりベストなメンバーを組むのが妥当で、QPR戦は疲労回復の意味も込め、控えのメンバーを使うなど工夫をするのが普通だ。でもアーセナルの場合、この2試合ともベストメンバーを組み試合に臨むなんてことが日常茶飯事。控え選手を使うのには、疲労回復以外にも、例えばディフェンスラインを極端に下げて守ってくるチームへの有効な対策にもなる。確かに連携面ではベストメンバーを組んだ方がいいのだろうが、相手に見合った選手を選択することも重要だ。

柔軟性という面では、試合中にも問題があるといえる。アーセナルといえば、ボールをポゼッションしながらゴール前をショートパスやワン・ツーで崩していく魅力的なスタイルだが、常にこれではすぐに相手に対策されてしまう。特に今シーズンはこの傾向が顕著で、ゴール前まで来ているのにシュートを打たず相手にボールを取られてしまうチグハグな攻撃が目立つ。サンチェスの個人技や前線からのプレッシングに頼らざるをえない現状、ゴール前での戦術的オプションをもう一つ二つ増やしてもいいのではないだろうか。当然これだけの怪我人を抱えている以上、厳しいものがあるのかもしれないが。ちなみに、2列目の選手による流動的なポジションチェンジはかなり魅惑的だ。アーセナルならではといえる。

交代選手の起用は昔より幾分か上手くなったイメージがある。時々ある3枚替えは中々に面白いと思う。が、割と先発メンバーを粘り強く起用する傾向が未だに強い。今季もカソルラとチェンバレンをもう少し早く交代させていたら...と思うことが何度かある。


3.補強方針

「なぜ守備的な選手を獲らない」。これはここ数年グーナーが感じ、口に出す言葉だ。事実である。アーセナルの弱点はどちらかといえば守備にあるにも関わらず、今でも攻撃的な選手に対し多くの投資を行っている。もちろんヴェンゲルの目指す攻撃的サッカーを体現するにはエジルやサンチェスといった、1人で観衆を沸かせることができるプレイヤーが必要なのかもしれない。しかし、そのような攻撃も、安定した守備があってこそではないか。ここ数年の守備的な選手の補強というと、メルテザッカー、アルテタ、モンレアル、フラミニ、チェンバース、ドゥビュシーといったあたりが主だが、小粒感が否めないのも事実だ。お気づきだろうが、この中にCBを本職とする選手はメルテザッカーただ1人である。エジルやサンチェスの獲得に要した金額より安い2500万£ぐらいをCBの選手獲得に充ててみれば、かなりのレベルの選手が獲得できるはずだ。アーセナルはエミレーツスタジアム建設の借金返済を目前に控え、さらに、プーマやエミレーツ航空との大型スポンサー契約により、今となっては他のビッグクラブにも引けを取らない「お金持ちクラブ」だ。そんなクラブ、否、ヴェンゲルが守備補強に大型資金を投入する日は来るだろうか。あまり容易には想像できないシーンだが。守備補強をしっかりしていれば、ここ数年悩まされている「ビッグゲームでの弱さ」が解消されるかもしれない。



結論

アーセナルのヴェンゲル体制は極めて危険な状態にあるのは事実である。既に明らかになっている問題がここ数年改善の兆しを見せない現実を見ると、新しい風を吹き込むことも選択肢の一つとして考えることも賢明かもしれない。とはいえ、マンチェスター・ユナイテッドのように、長期政権を築いた監督が職務を終えると、チームが下降していくリスクもある。アーセナルの場合、ヴェンゲルが監督に就任して以降、ずっとチャンピオンズリーグ圏内をキープしている。これが収入源でもあるので逃した場合のリスクは計り知れない。もちろんヴェンゲルがこれを逃した場合は今までで最大の「Wenger Out」のコールが起こるだろう。

ヴェンゲル政権は持ってあと2年以内、と私は見ている。次期監督だが、個人的にはペップ・グアルディオラを推す。グーナーの中にはアレルギー反応を見せる人も多いと思うが、彼は監督として率いたチームを、常にヨーロッパフットボール界の最先端に持っていく。一つのコンセプトにとらわれることなく、バイエルンではバルセロナ時代とは一味違うサッカーで魅了している。むしろ彼のレベルにないとアーセナルを常にトップレベルのクラブに居座らせるのは大変難しい。

私もアーセナル、ヴェンゲルのサッカーに魅了されてグーナーになった一人だ。ヴェンゲルは人間性も他のクラブの監督に比べ素晴らしいものを持っている、模範的な人物だ。そんなセンセーショナルなレジェンドがアーセナルの監督を退く時には当然悲しむことだろう。だがその時は着々とその時は近づいている。私はヴェンゲルがエミレーツスタジアムのテクニカルエリアからベンチコートをまとって指示を送る姿を、これからはしっかり噛みしめて見ていきたい。このフランス人がアーセナルを去る時の悲しみを最小限に抑えるために。

2014年10月9日木曜日

埼玉西武、正捕手論

どうも。
今回はなんと“野球”をテーマにお話ししていきたいと思います。

私もかれこれ10年ほど応援している埼玉西武ライオンズ。今シーズンはスタートダッシュにものの見事に失敗し、ずっとBクラス生活。最終的に楽天が大コケしてくれたおかげで5位にはなれましたが、ここまでひどかった年もなかなかありません。

その主たる原因はやはり今年も投手陣。エースの岸や、抑えに固定され29セーブを挙げた高橋など大車輪の活躍を見せた選手もいますが、今シーズン苦しんだピッチャーは多かったですね。そこで出てくるのが“正捕手は誰がいいのか”という議論。キャッチャーの能力はピッチャーにも大きく影響してきますからね。これまでの正捕手は炭谷銀仁朗ですが、今シーズンは大きな期待感を抱かせてくれるようなルーキーが2人登場しました。まずは森友哉。なんといってもあの夏場の3試合連続オホームランは鮮烈な印象を与えてくれました。そしてもう1人は岡田雅利。社会人の経験を多く積んだ即戦力ルーキーは、ドラフト5位入団ながら今シーズン1軍で多くの経験を積みました。

では、この3人の中では誰が1番優秀なのか。様々な角度から比較してみましょう。


1.守備能力

正捕手となる上で必要な要素のうち、守備という要素は欠かせません。盗塁を阻止する肩はもちろん、フィジカルコンタクトや細かい守備中の判断など、とても仕事量が大きながキャッチャーというポジション。では、この多くを求められる守備において誰が1番優れているかというと、これは炭谷でしょう。まず魅力的なのは肩。昨シーズン絶不調だった盗塁阻止率が今シーズンはパ・リーグ唯一の4割超え。さらに、2010年に左ひざの半月板損傷と左前十字靱帯断裂という大怪我を負って以降、危険なタックルなどを受けても大きな怪我はしていません。これはとても素晴らしいことだと思います。そして炭谷は、本塁ブロックを行う際に、相手がホームベースをタッチできないような位置を取るのが他球団の同世代ぐらいのキャッチャーに比べとても上手いです。炭谷のポジション取りで今まで防いできた失点はたくさんあります。

次点でどちらが優れているかと考えましたが、これは岡田も森もルーキーなので、私の実力ではうまく比較できません。申し訳ないです。


2.リード

チーム防御率に大きな影響を及ぼすのがキャッチャーのリード。ピッチャーの実力をうまく引き出すことこそチームに安定感をもたらすのです。この面で1番優秀のなは岡田。岡田のリード時に印象的なのは、炭谷と森に比べ、積極的にジェスチャーを含めながらリードをしていくこと。これはピッチャーにとっては自分が今できていないことをその場で知り、修正する上でとても大切なことです。楽天の嶋あたりも積極的にジェスチャーを取り入れてリードをしているイメージがあります。

これに加え、岡田はピッチャーの能力を引き出すのが上手いキャッチャーだなと感じることがあります。例えば藤原良平。2軍でバッテリーを組むことが多く、藤原の2軍での成績は昨年より向上。その好成績が評価されたのか、5月26日の三次での広島戦では1軍でバッテリーを組むことに。ここでは初回と6回に捕まり敗戦投手となったものの、6月13日の西武ドームで行われた広島戦では5回1/3を投げ無失点で勝利投手に。さらに7月3日、大宮で行われた日本ハム戦では6回1/3を投げ3失点。勝敗こそつかなかったものの、クオリティスタートを達成。バッテリーを組んでからたった数か月でピッチャーの実力を引き出すことのできる岡田の実力はただ者ではないと思うのです。社会人での経験は大きな武器でしょう。岡田に欠点があるとすれば、今まで炭谷がリードしてきた、ずっと1軍にいる選手とは上手く噛み合ってないこと。ここは今後の経験で100%とは言わないもののカバーできるとは思いますが。

次点で経験豊富な炭谷。長年バッテリーを組んできた岸や、常に荒れ球傾向のあるウィリアムスあたりのリードは炭谷が1番安定感があります。ピッチャーから見て、この3人の中で1番的が大きく見えるのもメリットでしょう。

そして森にはリードの技術をこれから学んでいってほしいものです。素質は十分で、既に菊池とのコンビは真価を発揮しつつあります。


3.打撃

これは言うまでもないでしょう。森が1番素晴らしいです。なんといっても3試合連続ホームランは世間に衝撃を与えましたね。現在19歳、ここからさらに伸びしろがあるのですから、本当に恐ろしいものです。あとはプロの1軍レベルの変化球と150kmを超えるストレートへの対応、それから守備に就きながらバッティングも本来の力を出すことができればベストですが、これはいわゆる「打てる捕手」の永遠のテーマ。これを乗り越えた先には現役最高キャッチャーの称号が与えられるでしょう。

次点は岡田か炭谷ということになりますが、大きな差は無いかと。とはいえ炭谷の打率は相変わらず2割前後と、平安高校時代のあのバッティングはどこへやらという状況。時まれに打つホームランは意外と効いたりしますけどね。岡田は2軍では15試合で4割を超える驚異的な打率を残していますが、1軍ではやはり苦労してる様子。ただ、そんな中でも9月28の楽天戦で見せたセンターオーバーのタイムリーツーベースは実力の片鱗を見せた形になりましたね。


総括

では、誰が正捕手に適しているかというと、現時点では一番安定感があり、盗塁阻止率も高い炭谷でしょう。ただ、炭谷は今シーズン国内FA権を取得。去就が不透明なので来シーズン以降もライオンズにいるとは限りません。まずは残留を目指してフロントに頑張って欲しいです。

岡田と森は、まだ課題が多いかもしれませんが、1軍経験を積極的に積ませることが大切です。岡田は相性のいいピッチャーが先発の時の女房役として、森はしばらくは打線のカンフル剤として起用していくのがベストだと考えます。

内容は薄いかもしれませんが、最後までお楽しみいただけたでしょうか? 今後も時々野球についてこのブログでお話しする機会があるかもしれませんが、その時はまたよろしくお願いします。

2014年8月21日木曜日

欧州サッカー特集⑦ ベンフィカの新兵器・「ひょろ長ボランチ」タリスカとは

ご無沙汰しております、ザウバーです。
ずいぶん久しぶりのブログ更新となる今回は、ベンフィカが新たに獲得した数選手の中から、もっとも期待値の高いと思われる若手のブラジル人をご紹介します。

アンデルソン・ソウザ・コンセイソン。通称タリスカと呼ばれるブラジルU-20代表のボランチが今夏、ECバイーヤというブラジルのクラブから2019年までの5年契約でベンフィカに加入した。移籍金は約400万€と言われており、期待値の高さがうかがえる。



タリスカというニックネームは「ひょろ長」という意味だ。実際188cm、70kgと、まさに「ひょろ長」である。そんな彼の特徴は、高身長を生かしたダイナミックなプレーではなく、左足のキックの精度にある。長短のパスを織り交ぜ、味方にピンポイントで合わせる技術は一級品だ。誇張表現かもしれないが、ピルロを彷彿とさせる。さらに、シュートもスピード、精度ともに申し分ない。

私がタリスカのプレーを最初に見たのは、エミレーツカップのアーセナル戦。昨シーズン0ゴールのヤヤ・サノゴに4ゴールを叩き込まれベンフィカは敗れたものの、タリスカのキックの技術は素晴らしいものがあった。南米系の若手選手が何人か今夏にベンフィカに加入したが、開幕戦のパソス・フェレイラ戦に先発出場したのはタリスカただ一人。昨シーズン終盤、アンドレ・ゴメス(現バレンシア)の担っていたポジションに入り、役目を果たした。代理人ジョルジュ・メンデスの思惑により主力が他クラブに多く引き抜かれ一大事のベンフィカにとって、タリスカは大きな希望となっている。本人も自信があるようで、入団の際には「僕が最大限の力を発揮することを期待してもらっていい。このクラブで歴史をつくるためにやって来たわけだからね。ここに来られて嬉しい。ベンフィカのさらなるタイトル獲得に役立ちたい(UEFA.com)」と話している。

そんなタリスカだが、将来はどのような選手になるのだろうか。体力を含むフィジカル面を強化して、競り合いにも強いボランチになることができれば恐らく世界最高峰の選手となることができるだろう。高身長ボランチでキック制度がここまで高い選手もそういないので、ベンフィカで頭角を徐々に表していけば将来的なセレソン入りも保証されるだろう。その頃にはベンフィカを去り、より強いクラブでプレーしているかもしれないが。

簡単な紹介になってしまったが、この「ひょろ長ボランチ」が今シーズンのベンフィカにおいて重要な駒となるのはほぼ確実である。是非皆さんにも注目してほしい選手だ。


追記
こんにちは。8月に書いたこの記事ですが、最近タリスカがメディアにも多く取り上げられるようになり、こちらの記事にもアクセスが増えております。感謝感謝です。ただ、現在のタリスカのイメージと、この記事に書いてあるタリスカの特徴は結構異なっていますね。プレシーズンマッチや開幕直後はボランチ起用が主でしたが、現在はセカンドトップやトップ下を主戦場に得点を荒稼ぎしています。メディアからは“ニューリバウド”とも呼ばれるようになり、早くもイングランド方面から獲得の噂が流れていますね。さらに、怪我のルーカス・モウラに代わりセレソンにも招集されました! こんなに早く招集されるとは...と正直私も驚きですが、ベンフィカでの活躍を見れば妥当なのかもしれませんね。最後に、この稚拙な記事を見てタリスカの特徴を理解していただき、彼の成長を見守っていただければ幸いです。

2014年11月19日



2014年5月26日月曜日

欧州サッカー特集⑥ 栄光への階段を進み始めた「レッドブルの町」

ザルツブルク

オーストリア北西部にあるその町は、豊かな自然に囲まれ、今もなお中世の雰囲気を漂わせている世界遺産の町だ。ザルツブルク出身の著名人には、世界中誰もが知る天才音楽家モーツァルト、20世紀のクラシック界を支えた「楽団の帝王」として知られるヘルベルト・フォン・カラヤン、そして「ドップラー効果」でおなじみのクリスチャン・ドップラーがいる。

そんなザルツブルクは今、あの大手飲料メーカー「レッドブル」の町でもある。ザルツブルク国際空港に隣接する「レッドブル・ハンガー7」という巨大なミュージアムは、レッドブル社長のディートリッヒ・マテシッツ氏が設計から完成に4年を費やした、すべての芸術を融合させた現代のザルツブルクを象徴するような施設だ。

そんなザルツブルクに、今回紹介するチームがある。それこそがレッドブル・ザルツブルク。日本ではあの宮本恒靖や三都主アレサンドロが在籍していたクラブということでご存知の方も多いかもしれない。



そして、このチームは現在欧州中の注目を浴びている。リーグ独走はもちろん、今年初めに行われたプレシーズンマッチではあの欧州チャンピオンであるバイエルン相手に3-0の圧勝、そして残念ながらベスト16でバーゼルに敗れたものの、ヨーロッパリーグではグループステージ6戦全勝、決勝トーナメント1回戦ではアヤックス相手に2戦合計で6-1と内容でも結果でも圧倒したからだ。

このクラブの歴史は深く、1933年まで遡る。当時は「SVアウストリア・ザルツブルク」というクラブ名で戦っていた。クラブ発足後しばらくは目立った成績を残せず、2部への降格も数度経験したが、1990年代、特に1993-94シーズンにはチーム初のオーストリア・ブンデスリーガと国内カップ戦で優勝、UEFAカップ(当時)の決勝に進出するといった黄金期を迎えた。しかし1998年以降チームは低迷し、2005年にレッドブル社がチームを買収、「レッドブル・ザルツブルク」というチーム名に生まれ変わった。チーム買収の際には、レッドブルがチームカラーなどの伝統を守っていないとして、一部のサポーターにより「SVアウストリア・ザルツブルク」の名で新たなチームが発足するといったトラブルもあった(現在も存在している)。レッドブルの買収後、2005年からドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンと提携を結び、バイエルンの選手が次々とチームに加入。2006年には監督にジョバンニ・トラパットーニ、コーチにローター・マテウスを迎え、選手の補強を積極的に行い(宮本や三都主もその1人)、2006-07シーズンに10年ぶりのリーグ優勝、その後もチームは常にリーグの最終順位で3位以下に落ちることなく、黄金期の再現が成されているといっていい。

現在のクラブを率いるのはドイツ人のロジャー・シュミット。現役時代からドイツの下部リーグを渡り歩き、なんと自動車部品メーカーでエンジニアとして働いていた経歴も持つ。そんな彼が監督として注目を浴びたのは11-12シーズン。当時ブンデスリーガ2部において降格候補とされていたSCパダーボーンの監督に就任したシュミットは、リーグの中でもとりわけ少ない予算の中、見事リーグ5位でフィニッシュ。これがザルツブルク首脳陣の目に留まり2012年7月、レッドブル・ザルツブルクの監督に就任した。就任1年目はザルツブルクと肩を並べる強豪であるFKアウストリア・ウィーンに優勝を明け渡したが、今季は2位以下を大きく引き離し、8節を残し6回目のリーグ優勝を決めた。

現在のチームを作っているのはシュミットだけではない。シュミットの監督就任と同時にラルフ・ラングニック、ジェラール・ウリエの2人がそれぞれSDとGSD(グローバル・スポーツ・ディレクター)に就任している。チーム体制では他の欧州の強豪クラブに引けを取らない。

では、ここでザルツブルクのチームについて見て行こう。このチームの戦術は基本的に4-2-2-2の形を取る。以下のような形だ。


この中でも特に目立つのがアラン、ソリアーノ、マネ、カンプルという前線の4人。今季はチーム全体のリーグ得点数が実に110に上った。この110という数字がいかに圧倒的かというと、リーグ2位の得点数を誇ったラピド・ウィーンで63である。オーストリア・ブンデスリーガは年間36試合が行われるため、1試合平均のゴール数は3を上回るのだ。

これほどのゴールを量産しているのには、もちろん理由がある。ドルトムントのサッカーを思い出して欲しい。彼らはいわゆる“ゲーゲンプレッシング”を仕掛け、高い位置からのショートカウンターを持ち味とするが、ザルツブルクの戦術もドルトムントのこのスタイルに近い。ボールを奪われたらそれが相手のディフェンスラインでのボール回しであろうが何だろうが、とにかくリトリートすることなく前線の4人が全速力でプレスをかけに行く。バイエルンとの親善試合ではソリアーノと、この日アランに代わって先発出場していたロベルト・ズリの積極的なプレスに対して、バイエルンのセンターバック、特にダンテは苦労を強いられていた。またカンプルは、右サイドだけでなく、中央のエリアにもプレスをかけに積極的に移動していた。バイエルン戦ではボールを奪うと一気に縦に長く、速いボールをスピードのあるマネに送り得点やPK獲得に繋げていたが、これは攻守の切り替えがとても速いバイエルン相手にとても効果的だったといのえる。もちろん相手によってショートカウンターの方法は変化するが、どの場合においてもカンプルが起点になったり、ラストパサーになったりすることが多々見受けられる。ケヴィン・カンプルという若干23歳のスロベニア代表プレーヤーはチームに献身的であり、核となっているのである。

ケヴィン・カンプル


さて、そんなザルツブルクだが、来季はそう簡単に今季以上の成績を残すことはできないだろう。なぜならロジャー・シュミット監督がドイツの強豪、バイヤー・レヴァークーゼンの監督に就任するからだ。さらに、左サイドバックとしておよそ5年チームを支えてきたドゥシャン・シュベントがドイツのケルンに移籍することも決定している。この他にも、エースのソリアーノやカンプルにもイングランド方面からの興味が噂されており、大きな戦力ダウンとなる可能性もある。

ザルツブルクはシュミットの後任として、選手としてはザルツブルクで1990年代の黄金期を支え、監督としては予算規模がとても小さいグレディグというクラブを率い、就任1年目でチームを1部に昇格させ、2年目の今季はリーグ3位に躍進させた44歳のアディ・ヒュッター監督の就任を発表した。もちろん国内リーグの優勝候補の最右翼ではあるが、欧州の舞台では来季もCLの予選から参加する。プレーオフまで勝ち進むと各国の強豪を相手にすることになるが、果たして本選出場は叶うだろうか。

来季もまた欧州で名を轟かせてくれることを期待している。

2014年3月29日土曜日

ライブレポート! HighApps Special スリー ツー ワン! SPRING Rock Partyパート1


どうも

え~、今回はいつもおはちょっと趣向を変えて、人生初! ライブレポートというものをやってみたいと思います。

理由といたしましては、とにかくこのライブが最高だったこと、それだけです。

さて、初めてとなるライブレポートですが、どのライブをレポートしていくかというと、3月21日に開催された
「HighApps Special スリー ツー ワン! SPRING Rock Party」です!

ライブの概要とかは↓コチラから
http://highapps.jp/special/vol18/about/

今回のライブにはDJも含めて計15組ものアーティストが新木場STUDIO COASTに集結しました。

そんな中で、今回は僕が見てきた8組のアーティストのライブを振り返りたいと思います。
アーティスト紹介用にMVも貼っておきますので、よければこちらもご覧ください。

まずは、第1弾といたしまして、前半の4人を紹介したいと思います。

なお、ライブの写真などは著作権の関係上ないので、そこはご了承ください。



1.The fin.

まずはオープニングアクト。メインステージ的な位置づけであるHighステージに現れたのはThe fin.。まだ彼らが現れた時は、多くの人が入場できていなかったのでHighステージは閑散とした状態。たまたまいい番号だった僕はスタートからThe fin.を見ることが出来ました。実はちゃんとThe fin.の曲を聴くのは今回が初めてでして、どんなアーティストなんだろうかという期待を持ちながら見ていたのですが、1曲目の「Circle On The Snows」でこのバンドが期待をはるかに上回ってくるバンドだとわかりました。まさか日本にこの音楽を奏でられるバンドが存在するとは思っていませんでした。洋楽チックな邦ロックバンドは数多く存在しますが、これほどまでに洋楽寄りな、というよりほとんど洋楽を聴いてるような気分になるバンドは中々いません。それを新人の彼らがやってしまうのだから驚き。今回はオープニングアクトということで3曲のみのアクトでしたが、インパクトは十分に与えてくれました。The fin.という名前を覚えておいて損はないと思います。

ではでは、そんなThe fin.が3月19日にリリースした初の全国流通盤である「Growing Red On The Shore EP」から、「Faded Light」をどうぞ。







2.THE ORAL CIGARETTES

そしてここからいよいよ本編スタート。まずHighステージに登場したのはTHE ORAL CIGARETTES。「(ライブ)始めたら終わってまうやん」とVo&Gtの山中さんが言いつつも、「逆恨み小僧」からTHE ORAL CIGARETTESの“HighApps乗っ取り”がスタート。実は、山中さんは前日にこんなことを↓

というワケで、去年8月にリリースされた「オレンジの抜け殻、私が生きたアイの証」に収録された曲を中心に、「N.I.R.A」や「大魔王参上」といったライブの定番ナンバーも織り交ぜ、最後は山中さんが常々“最大のキラーチューン”と称する「Mr.ファントム」で乗っ取り完了。ライブ終了後僕が感じたのは、少なくとも僕の心は乗っ取られたな、ということです。音源とライブでは感じ取れるカッコよさや美しさは全く違うけれども、THE ORAL CIGARETTESに関してはそれが特に感じられました。要は、このバンドは完全にライブバンドだということです。今まで、好きなバンドを10組ぐらい挙げてみろと言われてもTHE ORAL CIGARETTESの名前は挙げてこなかったですが、今回のライブを体験したことで、今後は好きなバンド10組の中に確実に入ってくることになるでしょう。「いつかワンマンライブでこの新木場に戻ってきたい」と山中さんは話していました。その時が来たら絶対参戦させてもらいますよ!

では、THE ORAL CIGARETTESからは“最大のキラーチューン”こと、「Mr.ファントム」のMVをどうぞ。






3.kidori kidori

次は個人的に一番といっていい程楽しみにしていたkidori kidori。ここ1ヶ月、色々なことが起きましたが今回のHighAppsには元気な姿を見せてくれました。ステージに最終チェックをしに来た時にサプライズ。今回のライブまでンヌゥさんの代役となるサポートベーシストのことについては何も発表がありませんでした。そしてステージにベースを持ってやってきた人を見てビックリ。なんとandymoriのベーシスト、藤原さんでした。さて、ライブの方はというと、「You Will Realize」からスタートし、「HHH」へ。その後、“大事な友達”へ「This Ocean Is Killing Me」をVo&Gtのマッシュさんが捧げると、思わずいろいろなものがこみ上げてきそうになりました。そしてMC中にもちょっとしたサプライズが。このライブ終了後に物販コーナーで会場限定シングル「El Negro」を発売すると発表され、その「El Negro」の表題曲である「Mass Murder」を披露。新たなkidori kidoriの船出を象徴するような曲に感じられました。その後は「Watch Out!!!」、「Say Hallo!(I'm not a slave)」、最後に「NUKE?」とアップテンポな3曲を披露して終了。ライブ終了後はもちろん物販コーナーに直行し、「El Negro」を購入&Drで物販担当の川元さんとも少しお話しできました。今回、kidori kidoriの新たな出発の習慣を目撃できたことは、本当に良かったです。

では、kidori kidoriの最新曲「Mass Murder」のMVをご覧ください。






4.Predawn

kidori kidoriの物販に並んでいると、外のAppsステージから美しい、小鳥のさえずりのような歌声が。Predawnのステージが始まっていました。僕も物販を済ませると、すぐにAppsステージへ。外は強風が吹き荒れていて、Predanも、サポートの方々も演奏しづらそうにしていました。結局きちんと最初から最後まで聞けた局は3曲ほどでしたが、「Keep Silence」と「Suddenly」ぐらいしか彼女の曲を聴いたことのなかった僕でも彼女の世界に引き込まれていきました。MCでは「おひがーん!!」と3月21日らしい叫びも。そんな叫びも彼女らしい、ゆるふわな感じがして可愛かったです(笑) 実はこの前、Predawnは珍しいプラネタリウムでのライブを敢行したのですが、何となくその理由がわかるような、そんなライブでした。ぜひ1度ワンマンライブにも行ってみたいものです。

では、そんなPredawnの代表曲である「Keep Silence」をどうぞ。






というワケで、第1弾をお届けしてまいりましたが、いかがでしたか?
第2弾もとても強力なラインナップとなっていますので、是非ご期待ください!

2013年10月29日火曜日

Diário de Sauber 更新一時停止のお知らせ

どうも。

突然ですが、タイトルにある通り当ブログの更新を一時停止させていただきます。

私が受験生ということもあり、勉強に励まなければならない状態であることから今回のような判断となりました。

恐らく受験が終わる2月中旬~3月初旬にはまた新しい記事をお届けできると思います。

無事志望大学に合格してここに戻ってこれたら幸いです。

TwitterやGoogle+では出没頻度こそ減りますが、時々呟いているので質問等ありましたらTwitterもしくはGoogle+の方へよろしくお願いいたします。

では、また約3か月後までさようなら!


2013年9月28日土曜日

欧州サッカー特集⑤ スティーブ・クラーク勝負の1年 “ルカク抜き”でどこまで戦えるか


どうも。

まず、皆さんにお知らせがあります。

これまでは欧州サッカー“批評”としてお送りしてきたこのコーナーですが、第1弾のスポルティング編以外とても批評とは呼べないものとなっているので、今回からは欧州サッカー“特集”としてお送りしていきたいと思います。

何卒よろしくお願いいたしますm(__)m




では欧州サッカー“特集”の第5弾といたしまして、昨シーズンのプレミアリーグで大躍進を遂げたウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンを特集したいと思います。



ウェストブロム、通称バギーズといえば、10-11シーズンにプレミアリーグに復帰して以降、ずっと残留を第一目標に戦ってきたチーム。

しかし12-13シーズン、イングランド代表監督に就任したロイ・ホジソンの代わりに新たにバギーズの監督に就任したスティーブ・クラークのもとチームは序盤から快進撃を続け、最終的には勝ち点49の8位でフィニッシュ。監督1年目のクラークにしては上出来だった。

しかし、今シーズンは事情が違う。




①今シーズンは“ルカク抜き”


12-13シーズンのバギーズの躍進を支えたのがチェルシーからローン移籍していたロメウ・ルカク。

ロメウ・ルカク

開幕節でいきなりゴールを決めると、最終的には17ゴールを挙げ、チーム内ならず、イングランド中からの注目を浴びた。

そんなルカクだが、シーズン終了とともにローン元のチェルシーに帰ると、今度はエヴァートンへと再びローン移籍した。つまり、今シーズンのバギーズはルカク抜きで戦わなけれならないという厳しい状況を迎えていたのである。

さすがに攻撃陣の補強は急務となり、プレミアリーグ開幕前に実績十分のニコラ・アネルカ、そしてウディネーゼからローンでマチェイ・ヴィドラという若いストライカーを獲得すると、プレミアリーグ開幕節のサウサンプトン戦に0-1で敗戦後、すぐさまマンチェスター・シティからスコット・シンクレアをローンで獲得。攻撃陣の強化を図った。

      左:アネルカ
     右上:シンクレア
 右下:ヴィドラ




②移籍市場最終日にテコ入れ


しかし、それでも第2節のエヴァートン戦、そして第3節のスウォンジー戦と、点が全く取れずに得た勝ち点はわずか1。この時点で最下位となってしまう。

アネルカとシンクレアも連携面の問題でチームに未だ馴染めず、苦しい状況だった。

そこで、移籍市場最終日の9月2日。バギーズのフロント陣は攻撃陣の大補強を敢行した。

獲得した選手は3人。エヴァートンからビクター・アニチェベ、サンダーランドからステファン・セセニョンをそれぞれ完全移籍で、そしてマルセイユからモーガン・アマルフィターノをローンで獲得。同時に移籍のうわさが絶えなかったピーター・オデムウィンギーを放出したものの、単純な攻撃陣の層としては昨シーズンを大幅に上回る結果となった。

上からアニチェベ、セセニョン、アマルフィターノ




③大補強が徐々に実を結ぶ


そんな“大補強”を敢行したバギーズは、代表ウィーク明けにクレーヴン・コテージで行われたフルアム戦で早速アマルフィターノとアニチェベを起用。なんとか終盤にシーズン初ゴールをマコーリーが奪い勝ち点1を獲得した。


そして遂に9月21日、ザ・ホーソンズで行われたサンダーランド戦で補強が実を結ぶ。

20分、アマルフィターノの正確なクロスにシンクレアが合わせるもこれはキーパーの正面。しかし、そのこぼれ球をセセニョンが押し込み、新戦力3人で先制点を奪った。

さらに76分、アマルフィターノのクロスをキーパーが弾くと、今度は左サイドバックの位置から上がってきたリッジウェルが押し込み2-0。バギーズの攻撃陣が遂に目を覚ました。

そして後半アディショナルタイム、途中出場のアニチェベのパスを受けたアマルフィターノが右足を振りぬき3点目。新戦力がそれぞれ活躍を見せ、見事勝ち点3を獲得した。



この試合がバギーズにとっての開幕節といっていいだろう。




④守備は昨シーズンと同様の布陣で


攻撃陣の大型補強が注目されがちだが、今シーズンのバギーズは昨シーズンから進化した守備もまた見ることができるだろう。

ジョーンズ、マコーリー、オルソン、リッジウェルという経験豊富な4人が12-13シーズン同様に今シーズンもバギーズのバックラインを形成する。12-13シーズンは失点が多かったが、今シーズンは開幕5試合で4失点と不安は払拭されつつある。4人の連携が深まっているのだ。

更に、今年はバックアップ要因としてパリ・サンジェルマンからウルグアイ代表DFディエゴ・ルガーノを獲得。そして、ディナモ・キエフから左サイドバックのゴラン・ポポフをローンで獲得したことで、守備陣の層も厚くなった。

今シーズンは、ぜひ安定した守備力にも注目してもらいたい。




⑤目標は12-13シーズン超え、そしてアウェー成績の改善


もちろん今シーズンのバギーズの目標は12-13シーズンの成績を上回ることだ。といっても、順位の面で7位以上を目指すというのはプレミアリーグという舞台において厳しい面がある。さらに、プレミアリーグの各チームは今シーズンも大胆な補強を行っているチームが多く、激戦となるのは必至だ。

なのでヨーロッパを目指すのは厳しい面があるが、12-13シーズンに獲得した49ポイントを上回ること、そして得失点もそれぞれ12-13シーズンから改善できれば上出来とみていいだろう。順位はその後だ。

そしてもう1つ改善すべき点がある。それはアウェーでの成績だ。

12-13シーズンのバギーズのアウェーでの成績は5勝3分11敗と極端に悪かった。ここを改善していかないとバギーズの成績は一向に上がらないだろう。アウェーでの敗戦数を6~8に留めることができれば間違いなく順位は良くなる。






と、ここまで今シーズンのバギーズについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
残念ながらキャピタル・ワン・カップは敗退してしまいましたが、大型補強したクラブはチームが1つにまとまってからが勝負ですから、これからといったところですね。

現在14位、サンダーランドに勝利した勢いでどこまで順位を上げてフィニッシュするかは見ものです!

2013年8月27日火曜日

マッチレビュー ベンフィカ×ジル・ヴィセンテ


この試合以上に「ドラマチック」と呼べる試合は過去何度あっただろうか?

そう考えさせた試合とは8月25日、エスタディオ・ダ・ルスで行われたポルトガルはリーガ・ゾン・サグレス第2節、ベンフィカ対ジル・ヴィセンテ。



当然この試合は昨シーズン2位で終えたベンフィカと13位で終えたヴィセンテの試合ということもあり、ベンフィカが圧倒すると考えていた人が多数いただろう。

しかしベンフィカは前節の開幕戦、格下のマリティモに1-2とまさかの敗戦。誰もが予想していなかった結果だった。それもそのはず、昨シーズンベンフィカがリーグ戦で喫した敗戦は、ドラガォンでのポルト戦だけだったのだから。

一方のヴィセンテは、開幕戦でアカデミカ・コインブラを迎えたホームゲームを2-0の勝利で終え、最高のスタートを切っていた。

もしかしたら・・・
そんなことをヴィセンテのイレブンと監督のパウロ・アウベスは考えていたかもしれない。



この日、ルスは閑散としていた。65000人以上を収容するこのスタジアムは、ホーム開幕戦にも関わらず3/4が埋まっていたかどうか怪しいぐらいに。国内に600万人を超えるといわれるファンの数を抱えているのに。



ちなみにこの試合はジェズス監督との確執でベンチ外、移籍確実と言われているエース、オスカール・カルドソと、オリンピアコスからベンフィカに新たに加わるセルビア人MF、リュボミール・フェイサがスタンドから戦況を見守る。


そんな中キックオフ。

序盤から試合の主導権を握るのはベンフィカ。60%を超えるボール支配率でヴィセンテゴールに襲い掛かる。

しかし、得点に結びつかない。

17分、リマのシュートはヴィセンテのキーパー、アドリアーノ・ファチーニがセーブ。

29分、リマが肩でトラップしてシュート。ゴールかと思いきや判定はまさかのハンド。

41分、サルビオが至近距離から放った左足でのフリーキックは惜しくもポスト。

43分、44分にもリマが決定機を迎えるが、昨シーズン20ゴールを挙げたストライカーはこれをものにできない。

ヴィセンテにもチャンスシーンはあった。
39分、ロングカウンター発動。元ベンフィカのルイス・マルティンスがドリブルで持ち込むとそのままシュート。これはアルトゥールに防がれるが、可能性を感じるシーンだった。


前半終了。散々ヴィセンテゴールを脅かしたベンフィカだったが、結局スコアレス。

引いて守ってロングカウンターを試みるヴィセンテの作戦はここまで成功している。




「ドラマチック」な展開はもちろんこの後、後半に起きた。




後半が始まってもベンフィカペースでゲームは進んでいく。

ジュリチッチ、スレイマニ、そしてマルコビッチというセルビア人トリオを投入して更に得点を狙っていくベンフィカ。

66分、ガライが上げたクロスはロドリゴへ。しかし彼がヘディングで放ったシュートはバーに弾かれる。

ベンフィカが先制点を叩き出すのは時間の問題と思われていた。



しかし、ここでまさかのことが起きる。

77分、ヴィセンテはロングボールで前線のジオゴ・ヴィアーナへ。このボールを難なく処理しようとしたのはマキシ・ペレイラ。しかし、ここでマキシがゴールの方向へ大きくトラップミス。これを見逃さなかったヴィアーナが快足を飛ばしてマキシを抜き去りボールを奪うと、そのままアルトゥールとの1対1。かつてVVVフェンロに在籍していたウィンガーは冷静に左足でシュート。



ゴール


まさかのヴィセンテ先制。
このクラブ名の由来は16世紀の劇作家でポルトガル劇作の父、ジル・ヴィセンテの名であるが、彼は21世紀のまさにこの時、自身の名前を象ったこのクラブが主役の劇を作ったというのか。

スタジアムにわずかながら駆けつけていたヴィセンテファンの一角だけが盛り上がり、ベンフィカファンは皆静まり返る。

本当に”まさかの”出来事だった。



ベンフィカのキックオフでゲーム再開。今まで数多くのチャンスを生かすことができなかったベンフィカの選手たちは、さすがに焦ったのか猛攻を仕掛ける。

しかし、90分を迎えた時のスコアは0-1。アディショナルタイムを残してヴィセンテがリードを守っていた。

アディショナルタイムは4分。ジャイアント・キリング達成までのカウントダウンが始まる。



ただ、劇作家ジル・ヴィセンテはこの後、とんでもないラストシーンを用意していた。




アディショナルタイム2分、ベンフィカにチャンスが訪れる。

バイタルエリア付近でジュリチッチがボールを貰う。この時、前線に上がっていたキャプテンのルイザォンにはマークが2人しっかりと付いていた。しかし、ペナルティエリア付近にいたラザール・マルコビッチへのマークが付ききっていなかった。迷わずジュリチッチは同郷の後輩へ鋭いパスを送る。パルチザンからやってきた19歳の新星はここで慌てなかった。落ち着いてワントラップからお手本のようなシュート。




ゴール


ベンフィカが土壇場で同点に追いつく。遂に”眠れる鷲”が目を覚ました。

ベンフィカファンに活気が戻る。この時、ピッチに立つベンフィカイレブンと、ルスに来ていたベンフィカファンの気持ちは一緒だった。「逆転するぞ」

残りは1分半程度。ゴールセレブレーションを最小限に留め、急いで自陣に戻る。


それが功を奏したのかもしれない。

アディショナルタイム3分、マルコビッチのゴールからわずか1分後のことだ。

ペナルティエリアには4人のベンフィカの選手、それに対して気持ちが切れてしまったのか、ヴィセンテのディフェンダーの数は3人。ボールを持っていたのはスレイマニ。かつて持ち味のスピードを生かしオランダで旋風を巻き起こしたものの、ここ数シーズンはアヤックスで挫折を繰り返していた24歳のウィンガーは、効き足の左足で数的有利なペナルティエリアにアーリークロス。これが最高のボールだった。見事な軌道を描いいたクロスはエース、リマの頭へ。




ゴール


あっという間の出来事だった。なんとベンフィカがわずか1分で逆転に成功してしまったのだ。

ルスのボルテージは最高潮。つい2分前まで黙り込んでいたファンに笑顔が戻る。選手はベンチメンバーも含め皆リマの元に駆け寄る。59歳のポルトガル人指揮官も少し遅れて輪の中へ。




ジル・ヴィセンテは自身の名前を象ったチームにとっての悲劇を用意していた。まるでシェークスピアの様に。


そのまま試合終了。2-1でベンフィカの勝利。ベンフィカは次節のリスボン・ダービーを前に最高の結果を得ることができた。

ジェズスは昨シーズン終盤からの不調により解任の2文字がチラつく中で何とか勝利を得た。マルコビッチとリマのゴールが無ければ今頃どうなっていたことやら。


一方のヴィセンテは最後の最後に3ポイントが0ポイントになってしまったが、ベンフィカ相手にルスでこれだけのサッカーをすることが出来たのだから、これからのシーズンが期待できると言っていい。




この試合後、ベンフィカファンはリスボン市内で勝利の宴を挙げ、ヴィセンテファンは足早に北のバルセロスへと帰ったのだろう。


筆者もこのゲームをフルで見て、夜中の3時過ぎに思わず歓声を上げてしまった。それほどに素晴らしいゲームだった。

今年もポルトガルサッカーを見る価値は十分にありそうだ。
















2013年8月17日土曜日

アーセナル 補強のすゝめ

どうも。

今回は待てど待てどアーセナルにサノゴ以外の新戦力が到着しないので、私が勝手にアーセナルに合いそうな選手たちを紹介していきます。

では、早速行きましょう。

まず、アーセナルの補強ポイントだといわれてるポジションを整理。
センターフォワード・守備的ミッドフィールダー・右サイドバックセンターバック・ゴールキーパー
この5つです。

個人的に優先順位をつけるとすると

センターバック
    ↓
センターフォワード
    ↓
守備的ミッドフィールダー
    ↓
右サイドバック
    ↓
ゴールキーパー

という感じですかね。

では、そのセンターバックから参りましょう。



①センターバック
センターバックはもともと主力級がヴェルマーレン、コシェルニ、メルテザッカーしかいないということ、それに加えてヴェルマーレンが開幕含め数か月離脱。つまり、センターバックはそもそも頭数が足りません。

現在メディアが噂しているセンターバックの補強候補はスウォンジーのアシュリー・ウィリアムズ、インテルのアンドレア・ラノッキア、バレンシアのアディル・ラミ といったあたりです。

この中でも一番噂されてるのがウィリアムズ。ウェールズ代表の28歳ですが、昨シーズンも安定した守備を披露しながら、プレミアで欠場した試合はたったの1。アーセナルの守備陣にケガしないという要素は大切です。

ネックがあるとしたら28歳という年齢。
ヴェルマーレン:27歳
コシェルニー:27歳
メルテザッカー:28歳
と、全員中堅に差し掛かっている点。もう少し若い選手がいればバランスであったり後々出てくるであろう後継者問題だったりで困らないと思うので。

それから1200万£をスウォンジーが請求しているという点。この2点です。


ということで私がオススメするのはこの選手達。

ニコラ・ヌクル(マルセイユ)
ニコラス・オタメンディ(ポルト)
ママドゥ・サコー(PSG)
トビー・アルデルバイレルト(アヤックス)
の4人。

この4人はいずれも25歳以下と若く、それぞれのクラブで実戦経験を多く積んでる選手たちです。そして、残り契約が2年以内というのもこの4人の共通点。その中でもアヤックスのトビー・アルデルバイレルトは、これまでヴェルマーレンやスパーズのフェルトンゲンを輩出してきたアヤックスの選手。右SBも卒なくこなせるとのことなので是非獲得して欲しい選手です。

トビー・アルデルバイレルト(アヤックス)
12/13シーズン:45試合4ゴール2アシスト

次にセンターフォワードについて考えていきたいと思います。



②センターフォワード
ここも重要ですね。本職のセンターフォワードの選手はジルーと、先日獲得したサノゴの2人。アクポムを戦力に数えるのはまだ早いので。トップクラスがジルーしかいないので、ここはもう1人、それも実績のある選手を加えたいところ。

しかし、既に市場に残ってるワールドクラスのストライカーがほとんどいません。噂されてるスアレスにしてもリヴァプールが意地でも残留させようとしていますし、例の噛み付きの件で出場停止がありプレミアの試合は9月の終盤あたりにならないと出場できません。スアレス本人がクラブに謝罪してファーストチームの練習に合流したとの話ですし。

では、誰がいいのか?
こんな選手が市場に残っています。

ジャクソン・マルティネス(ポルト)
ハビエル・エルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
ルイス・ムリエル(ウディネーゼ)
ブラク・イルマズ(ガラタサライ)
アルバロ・モラタ(レアル・マドリー)

という選手達。
何でも1番目に挙げたジャクソンはナポリと個人合意したなんて噂があり(最近話を聞かなくなりましたが)、一番下のモラタに関してはベイルがレアル・マドリーに移籍する時に金銭と一緒にスパーズに譲渡されるなんて話もあります。

一方、獲得できそうな選手で一番即戦力として期待できそうなのはブラク。昨シーズンCLで8ゴールを挙げ、一躍世界的に知られる選手となりましたね。なんでも”適正価格”のオファーがあれば放出を考えるそうで(一部では2000万€以上のオファーがあれば放出とも)、今リヴァプールがオファーを考えてるとか。

ブラク・イルマズ(ガラタサライ)
12/13シーズン:43試合34ゴール


加えて、ウディネーゼで昨季ブレイクを果たし、今季はセリエAの得点王争いにも絡めそうなのがムリエル。コロンビア打表でもブレイクが期待されてる選手ですが、もちろんこのFWを複数のビッグクラブが狙ってるそうです。ちなみに本人はミラニスタとのこと。

ルイス・ムリエル(ウディネーゼ)
12/13シーズン:23試合11ゴール


これぐらいのレベルのストライカーは欲しいところですね。

次は守備的ミッドフィールダーについてです。



③守備的ミッドフィールダー
ここは去年の今頃から散々言われている補強ポジション。昨季の終盤はラムジーがこのポジションを担っていましたが、彼はもともと攻撃に加わりたがる選手であるし、その方が良さが出ると思います。それにプレシーズンマッチを見てる限りやはり中盤で相手がのびのびプレーしている印象があるのに加え、アルテタがケガで離脱ということでここには必ず補強が必要です。

先日獲得を狙ってたとされていたルイス・グスタヴォはウォルフスブルクに移籍しましたね。どうも金を出し渋ったようなのでフロントの意欲を疑いますが。

では、こうなった今誰を獲るべきか? 候補としてはアーセナルのトレーニンンググラウンドで練習してた噂の出てるフラミニ、それから大粛清を行う予定のアンジからCBもこなせるブラジル人MF、25歳のジュシレイがオススメ。あまり金を賭けずに補強をするなら、この2人のうちどちらか、あるいは両方では?

ジュシレイ(アンジ・マハチカラ)
12/13シーズン:47試合1ゴール2アシスト


さて、次は右サイドバックの話に移ります。



④右サイドバック
サニャの去就が不透明な今、このポジションも補強しろという声が多いですね。サニャが残ってくれるならジェンキンソン、それからベジェリンの3人で何とか回せると思うのですが。

もしサニャがいなくなった場合の後釜候補として、現在ユヴェントスのリヒトシュタイナー、バイエルンのラフィーニャ、あそれからシャルケの内田の名前が上がってますね。内田に関しては現地だと歓迎の声の方が多いらしいのですが、日本だと拒否するグーナーの方が多いですよね。彼も香川同様、日本人が一番過小評価している選手なのではと感じましたが、確かに最近の代表選を見てるとそういう意見が出てもおかしくはないですよね。

ちなみにそのほかの2人の中で獲得に現実味があるのはリヒトシュタイナーの方。どうもユーヴェ側が欲しがっているとされるアヤックスのエリクセン、それからフェイエノールトのヤンマート獲得の資金調達としてリヒトシュタイナーをアーセナルに放出するのではという話。29歳と年齢こそ若くはありませんが、右サイドの層が厚くなること、それからサニャが残るとしてもセンターバックでの起用も増えそうなので、リヒトシュタイナー自身の出場機会もある程度は確保できることを考えると良い話ですね。若手を狙った方がいいのでは?という声も上がりそうですが、ジェンキンソンにベジェリン、この2人の成長を見守るのも面白いと思いますよ。

そして一方のラフィーニャは、自身がバイエルンでの成功を願っている発言をしたので獲得は恐らくないと思われます。

ということでオススメはリヒトシュタイナーですね。 彼のエミレーツ到着を願うばかりです。

ステファン・リヒトシュタイナー(ユヴェントス)
12/13シーズン:42試合4ゴール4アシスト


では、最後はゴールキーパーについて。



⑤ゴールキーパー
ここは補強するしないでハッキリと意見が分かれそうなところ。シュチェスニーとファビアンスキという2人のポーランド代表を抱えているわけですが、個人的には彼らの成長に期待したいです。

と、言いつつ世のグーナーから出ているのは「セーザル獲得希望」。確かに彼が来るとしたら活躍はほぼ間違いないでしょう。チーム全体が散々だったQPRで孤軍奮闘したのですから。

そんなセーザル、移籍金は比較的安価で済みそうですが、問題は高額の年俸、それから本人がどれ程の出場機会を欲するかの2点。年俸に関してはある程度の減給を受け入れてくれる可能性もありますが、出場機会となると来年のW杯で母国のゴールマウスを守りたいセーザルとしては全試合出たいのでしょう。でも、それではチームのゴールキーパーが飽和してしまいます。

一部ではシュチェスニーをローンで修業させるべきという声も聞きますが、今からローン先を探すのも難しいのではないでしょうか? このポジションにビッグネームを入れるべきかというと若干の疑問が生まれます。

ジュリオ・セーザル(QPR)
12/13シーズン:26試合


以上でポジション別考察は終了です。




ちなみに、今回特にフォーカス選手たちを全員(CFはどちらか1人)獲得するとなると
CB
アルデルバイレルト:約1000万€
CF
イルマズ:約2000万€
ムリエル;約1600万€(個人的推測)
DMF
フラミニ:0€(フリートランスファー)
ジュシレイ:約800万€前後(個人的推測)
RSB
リヒトシュタイナー:約1200万€
GK
セーザル:約300万€

と多くても6選手で5300万€とお買い得。7000万£+余剰戦力放出分の資金があるとされる中、ここから更にビッグネームが買えそうな勢いです。




ではそろそろ締めに。

ヴェンゲルは最低2~3人の補強を示唆していますね。
個人的には全体的な層の薄さがシーズン半ばから後半にかけて大きく影響してくる気がするので、今回挙げた6人程の補強をして欲しいです。

間もなくシーズン開幕。このアストンヴィラ戦を終えた後、アーセナルが素晴らしい補強をしてヴェンゲルがトロフィーを掲げる姿を見たいですね。

では、開幕戦勝ち点3を期待して、ここでお別れです。
長文になりましたが最後までご覧いただき、ありがとうございました。

2013年8月15日木曜日

欧州サッカー批評:号外 またベルギー人! エールディビジにとんでもない逸材がいた

どうも!

今回は急遽! とあるベルギー人について紹介したいと思います。

その名は

ザカリア・バッカリ

オランダのPSV所属のベルギー人選手。本職はウィンガーです。



そんな選手聞いたことないって人の方が多いと思います。
それもそのはず、彼は1996年1月26日生まれの17歳!
(実はワタクシと同い年で、誕生日もほぼ1か月しか離れてないんです)

そんな彼になぜ注目するかというと、まずは8月10日に行われたオランダのエールディビジ第2節
PSV対NECの試合をご覧ください。(YouTubeのサイトの方でご覧になることをオススメします)


1点目と2点目と5点目を決めた背番号19の選手がバッカリ。
なんとエールディビジでハットトリック達成!
どれも難しい状態から決めています。

これで17歳というから恐ろしい・・・


しかもこのハットトリックの前日、なんと14日のフランス戦に向けたベルギーのA代表に初召集!!
ベルギー代表のその他のFWの選手がルカク、ミララス、ベンテケ、メルテンスという超豪華なメンバー。
その一員なのだから凄さが分かります。(出場機会はありませんでしたが)
もしかしたら来年のワールドカップの代表メンバーに彼の名前があるかもしれませんね。

しかしベルギーは代表の平均年齢も若く、その中でも次々と逸材が現れますね~ 羨ましい・・・



バッカリ、この名前が1年後には移籍市場で頻繁に騒がれる名前となっているのでしょうか?
是非注目してみてください!

では、短いですがこれで今回は締めたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。


2013年7月16日火曜日

勝手にサッカー批評④ 帝国崩しへ、大補強を進める古豪

どうも。

今回は勝手にサッカー批評の第4弾ということで、このブログでは初登場のウクライナプレミアリーグに注目していきたいと思います。

そんなウクライナプレミアリーグといえば、09/10シーズンから12/13シーズンにかけて、CLでもすっかりお馴染みとなったシャフタール・ドネツクが4連覇中。ディナモ・キエフ、メタリスト、ドニプロなど実力のあるクラブがひしめく中、”シャフタール帝国”を築いているのです。


そんなリーグに一石を投じようと、今夏大補強を敢行しているのがディナモ・キエフ。ディナモ・キエフといえば、かつてはリーグ9連覇を果たすなど、王者としてウクライナを席巻していたクラブ。シェフチェンコやカラーゼといった選手を輩出してきたクラブでもあります。



しかし、12/13シーズンの成績は3位。近年は悪くても2位以内に入っていたクラブが苦汁をなめることになったのです。しかもリーグ優勝は08/09シーズンを最後に全てシャフタールに明け渡しており、クラブの歴史でもかつてないほどの低迷期に入っているのです(これで低迷期だというのが逆に凄いですね)。

そこで、今夏は覇権奪還のために大補強を推し進めています。移籍市場が開くとすぐにフランスのモンペリエで活躍し、数々のビッグクラブが興味を寄せていたモロッコ人MFヨハネス・ベルアンダの獲得を発表。さらにベルギーのアンデルレヒトに所属し、イングランドプレミアリーグの複数クラブが関心を寄せていたFWデュメルシ・ムボカニ、PSVアイントホーフェンからオランダ代表FWイェレマイン・レンスの獲得も同時に発表し、いきなり周囲を驚かせると、先日フランスのボルドーから、08/09シーズンの優勝に大きく貢献したDFブノワ・トレムリナスの獲得も発表。

右からベルアンダ、ムボカニ、イェレマイン・レンス

トレムリナス

いずれも確かな経験を持ち、今後の成長を期待させてくれる選手たちを次々と獲得。欧州の主要リーグに比べ1か月以上早いウクライナプレミアリーグの開幕に向けて着々と準備をしています。ディナモ・キエフにはもともとクロアチア代表のクラニチャル、ポルトガル代表のヴェローゾ、ウクライナ代表で将来のビッグクラブ行きが盛んに取りざたされているヤルモレンコ、ナイジェリア代表で昨シーズン17ゴールを挙げたイディエが所属しているので、攻撃陣の厚さがリーグ屈指になったのは間違いありません。

一方で王者シャフタールは主力のフェルナンジーニョ、そして12/13シーズン得点王のムヒタリャンをそれぞれ放出。代わりにフルミネンセからウェリントン・ネム、インテルナシオナウからフレッジ、ベレスからファケンド・フェレイラという3人のFW、グレミオからMFフェルナンドといった南米期待の若手を次々と獲得しましたが、彼らの実力はまだまだ未知数ということもあり、ディナモ・キエフが漬け込む隙はたくさんあるのです。もちろん彼らが優勝の最有力候補であることに疑いの余地はないですが。

そしてもちろん、他のクラブも黙っていません。今季初めてCLの舞台に挑むメタリスト、そして安定して上位に食い込むドニプロなど警戒すべき相手は多いのです。

しかし、新シーズンのディナモ・キエフに期待できる部分はとても大きいと思います。これだけの戦力を整え、本気で優勝を狙いにいくでしょうから、ELの舞台も含め皆さんにぜひ注目してほしいクラブです。

新シーズン、ディナモ・キエフの動向から目が離せません。




ということで、勝手にサッカー批評④はこれにて終了です。
ちなみにディナモ・キエフはウクライナプレミアリーグの開幕戦を1-1のドローという痛い結果に終わったそうです。頑張って欲しいですね。


では、この辺で失礼します。





2013年6月4日火曜日

勝手にサッカー批評③ ポルトガルに”セルビア旋風”到来の可能性

来季のポルトガル、リーガ・ゾン・サグレスは”セルビア旋風”が吹き荒れるかもしれない。

今、ベンフィカがチームのセルビア化を進めている。

ベンフィカは来季に向けてアヤックスからFWミラレム・スレイマニ、ヘーレーフェーンからMFフィリップ・ジュリチッチ、セルビアのパルチザンからFWラザール・マルコビッチ、そしてベルギーのコルトレイクからDFステファン・ミトロビッチをそれぞれ獲得しているが、彼らはいずれもセルビア人プレイヤーだ。(ベンフィカはもう1人、パラグアイ人ウィンガーのロジャスも獲得している。)
                
                        
                           

上からスレイマニ、ジュリチッチ、マルコビッチ、ミトロビッチ
            

ベンフィカには今季大ブレークしたマティッチを含め、来季は少なくとも5人のセルビア人プレイヤーが所属することになる(マティッチには移籍の噂もあるが)。
マティッチ

・ベンフィカがセルビア人を狙う理由

では、これまでベンフィカも含めポルトガルのクラブは南米から多くの選手を連れてきていたが、なぜ今年のベンフィカはセルビア人を多く獲るのか?

それには当然マティッチの活躍というものがあるだろう。もしジェズス監督がマティッチを中心としたチーム作りを考えているとすると、彼(マティッチ)と同郷であるセルビア人プレイヤーを連れてきて、チームを変えようとしていると考えるのが妥当だろう。当然同郷のチームメイトがいるといないとでは選手の精神的な面で大きな差が出てくる。

ただし、新たにやってきた4人のセルビア人プレイヤーも簡単にポジションを奪えるわけではない。
今のベンフィカはスタメンのクオリティがとても高く、特に2列目はペレス、ガイタン、サルビオ、ジョンなどトップクラスのプレイヤーがズラリと並ぶ布陣だ。スレイマニとジュリチッチが苦労する可能性は高い。一方でマルコビッチ、ミトロビッチはカルドソ、ガライが移籍するようなことがあればチャンスはある。


・ポルトガルリーグの特徴とは一味違ったサッカーをする可能性も

ポルトガルリーグの特徴というのは、若い南米系の選手を中心に個人技を主体としたサッカーをするチームが多いのだが(最近はそのようなクラブが減りつつある)、これだけのセルビア人が加入したのだからこのスタイルとは全く違うサッカーをするのであろう。これまでもジェズスは南米系の若手を使いつつも華麗なパスサッカーを展開してきたが、その戦術をさらに磨き上げるべく今回の補強に踏み切った可能性は十分にある。


・彼らによってタイトルは取れるのか

今季のベンフィカはリーガ2位、ポルトガルカップは準優勝、ELも準優勝と見事なまでに"シルバーコレクター"となったが、新たな戦力は"イーグルス"にタイトルをもたらしてくれるのだろうか?

これは十分考えられる話だろう。セルビア人達のチームワークによりこのチームはかなり強化される可能性を大いに秘めている。来季はポルトの戦力低下も考えられるので、来季こそはタイトルを獲得してくれるはずだ。


・カギは"スレイマニ再生"

ベンフィカのセルビア化のカギとなるポイントは、ズバリ"スレイマニ再生"だ。彼はまだ24歳と若いが、ヘーレーフェーン時代やアヤックス初年度のような輝きは今の彼には無い。そんな彼をどこまで再生させることができるのか。これはベンフィカのチーム自体に大きな影響を与えかねないことなのである。




これでベンフィカのセルビア化についてわかってもらえただろうか。
もしかしたらこのセルビア人による"ベンフィカ革命"がポルトガルの個人主義サッカーを全体主義サッカーに変える可能性もあるので、来季のベンフィカには是非注目してもらいたい。



憶測ばかりになってしまいすみませんでした。
勝手にサッカー批評③、これにて終了です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

2013年5月25日土曜日

【お知らせ】Diário de Sauber をリニューアルしました!

どうもです。

この度当ブログのページを大幅にリニューアルしました!

変更点

①ページを見やすく
 見ての通り黒を基調としていた以前よりページが見やすくなったと思います。
 全体のイメージもオレンジを基調としたことによって明るめになりました。

②Google+関連のボタンを追加
 実はGoogle+の方でも活動させてもらっているのですが、今後Google+での活動を強化
 していこうと考えているので、このページを簡単に共有したり、僕のアカウントを簡単に
 フォローでいるようにしました。

という2つの点を変更いたしました。
今後とも当ブログ、Twitter、Google+で活動していきたいと思いますので、皆様よろしくお願いします。
 

2013年5月5日日曜日

DTM第1戦ホッケンハイムの予選結果と決勝の見どころ

本日5月5日はDTMの開幕戦の決勝がホッケンハイムリンクで開催される。

以下が昨日行われた予選の結果だ。

 1 ティモ・シャイダー (Audi)

 2 アウグスト・ファルファス (BMW)

 3 クリスティアン・ビエトリス (Mercedes)

 4 ロバート・ウィケンズ (Mercedes)

 5 マティアス・エクストローム (Audi)

 6 ゲーリー・パフェット (Mercedes)

 7 ブルーノ・シュペングラー (BMW)

 8 パスカル・ウェルレイン (Mercedes)

 9 ジョーイ・ハンド (BMW)

10 ダニエル・ジュンカデッラ (Mercedes)

11 マーティン・トムジク (BMW)

12 ジェイミー・グリーン (Audi)

13 エイドリアン・タンベイ (Audi)

14 マイク・ロッケンフェラー (Audi)

15 ティモ・グロック (BMW)

16 フェリペ・アルバーカーキー (Audi)

17 アンディ・プリオール (BMW)

18 ミゲル・モリーナ (Audi)

19 エドゥアルド・モルターラ (Audi)

20 ロベルト・メルヒ (Mercedes)

21 マルコ・ウィットマン (BMW)

22 ディルク・ヴェルナー (BMW)

フルウェットから路面が乾いていく難しいコンディションの中、ポールを獲得したのはシャイダー。
しかし、2番手以降を見ると上位陣にはメルセデス勢がズラリと並ぶ格好に。
ルーキーのウェルレインとジュンカデッラもトップ10入りを果たす健闘を見せた。
一方で注目されているティモ・グロックは15番手にとどまり、決勝での巻き返しが期待される。
昨年のチャンピオンであるシュペングラーは7番手、昨年惜しくもタイトルを逃したパフェットは6番手、今年からアウディをドライブするグリーンは12番手からのスタートとなった。


決勝は42周で争われる。
現在のところレースはドライコンディションで、路面温度は30℃前後と予想される。
注目は13番手スタートのエイドリアン・タンベイ。今回は「アイアンマン3」のPRのためマシンのカラーリングからメカニックの格好まで全てアイアンマン仕様になってるので、是非注目してほしい。
予選とは打って変わって完全ドライの予報のため、レースの展開が読みづらく、とてもエキサイティングな42周となりそうだ。

日本時間20:30~スタートとなる。

2013年5月4日土曜日

UEFA ヨーロッパリーグ決勝 ベンフィカ×チェルシー 展望

チャンピオンズリーグでのドイツ勢の快進撃が注目される中、密かにヨーロッパリーグの決勝の対戦カードも決定した。そのカードは、ベンフィカ対チェルシー。共にチャンピオンズリーグのグループステージで敗退し、ヨーロッパリーグに回ってきたチームだ。今回はこの試合の展望を予想していく。

ヨーロッパリーグの決勝は現地時間5月15日、オランダはアヤックスのホームグラウンドである、アムステルダム・アレナで開催される。

さて、そのことを踏まえながら両チームの今後の日程を見ていこう。

ベンフィカ
5月6日   エストリル(H)
5月12日 ポルト(A)
5月15日 チェルシー(EL決勝)
5月19日 モレイレンセ(H)
5月26日 ビトリア・ギマラエス(H)


チェルシー
5月6日    マンチェスター・ユナイテッド(A)
5月9日    トッテナム(H)
5月12日 アストンヴィラ(A)
5月15日 ベンフィカ(EL決勝)
5月19日 エヴァートン(H)

両チームともに、リーグ戦での重要な大戦が決勝の前に残されている。
ベンフィカはドラガォンでのポルト戦。これは現在スーペル・リーガでトップを走るベンフィカにとって最大の山場であり、ここで1ポイントでも持ち帰ることが出来ればリーグ優勝に大きく近づく。ベンフィカもポルトも未だにリーグでは無敗であり、フルメンバーを投入しての激戦となるのは間違いないだろう。

一方でチェルシーは現在、来季のチャンピオンズリーグ出場権争いの真っただ中にいる。その中で6日のユナイテッド戦、そして9日にはスパーズとのチャンピオンズリーグ出場権争い直接対決。この2試合はどうしても落とせない試合だ。さらに、12日に戦うアストンヴィラも現在残留争いの渦中におり、気を抜くようなことがあると痛い目にあうだろう。

このように、両チームとも万全の状態でアムステルダムに乗り込めるとは言い難い状況だ。
まさにチーム力が問われる決勝戦となる。


では、どのような試合となるか予想してみよう。
過去の対戦は昨シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝での2度。
いずれもチェルシーがベンフィカを下している。

試合はチェルシーがボールを支配しながら進んでいくと予想する。ヨーロッパリーグでは絶好調のフェルナンド・トーレス、そしてここ最近ロングシュートでのゴールを量産しているダビド・ルイスがベンフィカのゴールを脅かす存在となりそうだ。

一方でベンフィカの攻撃陣もチェルシーのディフェンスを翻弄するだろう。カルドソ、リマの2トップは間違いなく脅威であるし、ガイタン、サルビオ、ペレスが並ぶ2列目もクオリティが高い。

両チームに共通する問題はディフェンスだ。ヨーロッパリーグの決勝トーナメントでのクリーンシート数がベンフィカは8試合中2回、チェルシーは8試合中わずか1回とディフェンスには不安を抱えている。決勝という舞台だけあり、打ち合いになる可能性も十分に考えられる。

あとはコンディションの差だが、これはほぼイーブンと見ていい。両チームとも過密日程を戦っているため、ベンチワークもカギを握ってくる。


この2チームには様々な事情もある。

まずはベンフィカ。実はヨーロッパの大会で最後にタイトルを手にしたのは1961-62シーズンのチャンピオンズカップまで遡ることになる。1961-62シーズンのチャンピオンカップ決勝というとあのレジェンド、エウゼビオが2ゴールを挙げてレアル・マドリーに勝利した試合である。約半世紀ぶりのヨーロッパのタイトルが目の前にあるという状況に燃えない訳がない。

一方のチェルシーはというと、今季限りでの退団が確実なラファエル・ベニテス暫定監督が今後の就職先を選ぶ上でもタイトルを欲しがるのは間違いない。そして、同じく今季での退団が噂されているMFフランク・ランパードもチェルシーでの最後のタイトルとして、ヨーロッパリーグ制覇を夢見ているかもしれない。さらに、チェルシーがもしヨーロッパリーグを制することになると、史上4チーム目となるUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAカップ/UEL、UEFAカップウィナーズカップというUEFA3大クラブ大会の完全制覇を達成することになる。


この決勝戦は素晴らしい試合になりそうだ。もしかしたらチャンピオンズリーグの決勝戦、ドルトムント対バイエルン・ミュンヘンより見ごたえのあるカードかもしれない。ヨーロッパリーグの頂点に立つのはベンフィカか、それともチェルシーか。5月15日、アムステルダムの夜は最高の舞台を演出してくれるだろう。

2013年4月15日月曜日

2013年大注目バンド「phatmans after school」が今アツイ


どうも!

今回はいつもとは打って変わって、音楽のお話です。

個人的にはandropとかサカナクションのような邦ロックが大好きなんですが、そんな中ワタクシの心を大きく揺らしたバンドが出てきちゃいました。

それが phatmans after school です。

北海道出身の4ピースバンドなんですが、関東で行ったライブは今まで0。今週末に新宿のタワレコで関東初ライブをするという、まだまだ知名度はそこまで高くないバンドです。

が、今月初めにリリースされた1stシングル「メディアリテラシー」が地元北海道をはじめ全国のタワレコで大きく展開されるという注目ぶり。

何がスゴイのかは、「メディアリテラシー」を聴いて感じちゃってください!


ね?

単純にカッコイイ。そしてこのレベルの高さ。こんなバンドが北海道で“冬眠”してました。
ワタクシもタワレコで聴いて久しぶりに感じた“いい曲”という感覚。
ありきたりな毎日を過ごしている若者を後押しするかのようなサビの歌詞。
どれを取っても素晴らしい。

ちなみにMVに登場するクマ。
彼はpas君というphatmans after schoolのイメージキャラクター。
CDがリリースされるたびに見た目が大きく変わるんですが、今回はキリッとしながらもキュートなpas君です。(初代はただのリアルなクマでしたw)


今回の「メディアリテラシー」はおよそ1年半という製作期間を経て前作のアルバム「ボクノバアイハ」以来のリリースとなりました。

実はワタクシがこのバンドの存在を知ったのはこの「ボクノバアイハ」がリリースされるタイミングで「東京少年」という曲を聴いたときでした。


この時は「あ~いいね~」ぐらいの感覚だったのですが、1年半でここまで進化するとは・・・

いつ東京に上京してくるのか、はたまたこのまま北海道で活動を続けるのか?
どちらにせよ、このバンドの成長はまだまだ途中段階。ブレークする頃にはどれほどのレベルに化けているのか、今から考えるとワクワクしちゃいます。


実はphatmans after schoolのボーカル&ギター、ヨシダタクミさんが先日Twitterでこんなことを。

https://twitter.com/phatmans_vo/status/322738953419628544

次回作制作中とのこと。しかも「メディアリテラシー」とは曲のイメージがかなり違うということで、こちらも期待しておきましょう!

まあワタクシがこれ以上説明するのもアレなんで、あとは皆さんがphatmans after schoolの曲を聴いて、1人1人違う意見を持ってください。

将来、この音楽がより多くの人に届いて欲しいし、大きなフェスや大きな会場でのワンマンライブで暴れまくってる姿が見たいものです。

以上、いつもよりテンション高めで語らせていただきました。


↓最後に、こちらから気になった商品を探してみてはいかがでしょうか?
http://www.amazon.co.jp/phatmans-after-school/e/B004QIHG0E/ref=ac_dtp_sa_nc_link





2013年3月20日水曜日

勝手にサッカー批評② 今期リーグ戦無敗を続ける2チーム

どうも。

今回は勝手にサッカー批評の第2弾として、欧州のリーグ戦で未だ無敗の2チームを取り上げたいと思います。

そこはどこかというとポルトガルの2つのクラブ、SLベンフィカとFCポルトの2クラブです。

では、ここで両チームの今季ここまで(3/18時点、23節終了)のプリメーラでの成績をおさらい。


ベンフィカ 19勝4分け0敗 60得点14失点 GD46 勝ち点61 1位
ポルト   17勝6分け0敗 52得点11失点 GD41 勝ち点57 2位


ちなみに、3位のブラガは勝ち点が43と、いかにこの”2強”が抜けて強いかが分かります。

この2チームが直接対決した1月のルスでの”クラシコ”は2-2の引き分けという結果でした。


では、この2チームはなぜここまで他を圧倒しているのか。

まずはベンフィカから見ていきましょう.。


ベンフィカ 

ベンフィカの持ち味はなんといっても前線の得点力。

エースのオスカル・カルドソと今季ブラガから加入したリマの2トップはプリメーラ1の破壊力を誇ります。


オスカル・カルドソ

リマ


さらに、その2人の得点をサポートする2列目以降の選手もサルビオ、ガイタン、エンソ・ペレスなどといった豪華な布陣となっているのです。


サルビオ

エンソ・ペレス(腕には「安康」と彫られてますね)


一方でディフェンス陣もキャプテンのルイザォン、そしてマンチェスター・ユナイテッド移籍が噂されるエキセル・ガライの2センターは鉄壁。

圧倒的な攻撃力を武器に今シーズンも優勝を争うのがジョルジェ・ジャズス率いるベンフィカです。




ポルト 

さて、ポルトはどうでしょうか。

ポルトの攻撃陣は得点ランキング独走中のジャクソン・マルティネスを中心にハメス・ロドリゲスやヴァレラといったクオリティの高い選手が勢揃い。


ジャクソン・マルティネス

ハメス・ロドリゲス



そしてジョアン・モウチーニョとルチョ・ゴンザレスという世界屈指の2ボランチがゲームを創り上げていく形です。


ジョアン・モウチーニョ

ルチョ・ゴンザレス


そしてポルトの最大の持ち味と言えば守備。今シーズンリーグでわずか11失点という記録が示す通り、このチームは素晴らしい組織守備を見せてくれます。

監督は44歳のビクトール・ペレイラです。





このように、ベンフィカとポルトは他のプリメーラのクラブと比べると圧倒的な戦力を持ち、格の違うサッカーを展開します。

今やリーガ・エスパニョーラ以上に”2強”の色が強くなっているプリメーラ・リーガ。
さてこの2クラブのうち、リーガを制するのはどちらになるのでしょうか?

さて、分析していきましょう。
実はこの2チーム、29節(全30節中)が開催される5月12日に直接対決(”クラシコ”)をポルトのホームであるドラガォンで行う予定。ここで雌雄が決するのはほぼ間違いないでしょう。


ではチームごとに。

まずベンフィカですが、この後のリーグ戦ではホームでのリスボン・ダービーが待ち受けています。そしてELを勝ち残っており、クウォーターファイナルではニューカッスル・ユナイテッドとの対戦が決定。ノースイーストへの遠征という少々キツイ日程となっています。が、現在ポルトとは5ポイント差の状況。格下との対決を確実に制し、リスボン・ダービーでスポルティング・リスボンを叩ければ優勝の可能性は高まってくるでしょう。

一方ポルトは21節のスポルティング・リスボン戦、そして23節のマリティモ戦で痛恨のドロー。ヨーロッパのコンペティションからは姿を消したとはいえこの後も”クラシコ”以外ではホームのブラガ戦、そしてアウェイのパッソス戦を控えている厳しい日程。もう1つも取りこぼしは許されない状況です。
よって、このまま行けば優勝はベンフィカになると思います。しかしポルトもまだ無敗。まだまだリーグは熱い戦いを繰り広げそうです。
そして、この先もしばらくはこの2クラブがポルトガルを席巻することになるでしょう。



という内容でしたが、最後まで見ていただきありがとうございます。
これからもポルトガルサッカーをメインにサッカーのお話が出来たら幸いです。
では、また次回お会いしましょう!



2013年1月26日土曜日

勝手にサッカー批評 その① 苦しむ首都の強豪クラブ


どうも、ザウバーです。
今回からある企画を始めたいと思います!

その名も、勝手にサッカー批評

です。

第一回となる今回は、ポルトガルの名門チーム、スポルティング・リスボンの今を探りたいなと思います。



スポルティング・リスボンは、ポルトガルの首都リスボンにあるクラブで、これまでにリーグ18回、カップ19回、スーパーカップを7回獲得している超名門クラブ。

ユースシステムが優秀とされ、これまでにフィーゴやクリスティアーノ・ロナウド、クアレスマ、ナニ、モウチーニョ、ヴェローゾなどのスーパースターを輩出してきた実績を持ちます。

そんなスポルティングなのですが、ここ数年苦しいシーズンを送っています。

リーグタイトルからは01/02シーズン以来遠ざかり、2008年のスーパーカップ以来タイトル無し。

特に今シーズンはスポルティングの歴史の中でも特に酷いシーズンとなっています。

何故ポルトガル屈指の名門クラブがここまで苦しむのか?

1/26現在のデータで分析しました。

①監督を2度交代している
 スポルティングは今シーズンに入ると、契約を5月に延長したばかりだったサ・ピント監督を成績
 不振によりか10月初旬に解任すると、続いてやってきたヴェルコーテレン監督も成績を残せず、
 わずか2か月で解任。そして現在はフェレイラ監督が1月から指揮を執っています。
 監督がコロコロと変わると当然戦術面も成熟しません。
 監督交代がプラスに出る場合(例:昨シーズンのチェルシー)もありますが、今のところスポルテ
 ィングにその様子は見られません。

②財政難?
 スポルティングは現在、大変な財政難に苦しんでいると言われています。
 そのためか、現在選手を多く放出する形となっています。
 この冬だけでもレディングにダニエル・カリーソが移籍し、アトレティコ・マドリーにインスーアが移
 籍、そしてイズマイロフはポルトに移籍と主力級の選手が次々と新天地に旅立っています。
 一部報道ではエースのファン・ウォルフスウィンケルにもオファーが届いているとされ、放出も充
 分に考えられます。
 

③フロントの”迷走”
 おそらくこの記事をご覧になってる方はTwitterの交友関係からしてグーナーの方が多いと思う
 のですが、スポルティングフロントの迷走っぷりはアーセナルを上回ります。
 レディングに移籍したカリーソの推定移籍金は約75万ユーロと言われています。しかし、このオ
 ファーを受ける前にセビージャから約300万ユーロのオファーを受けていたとされており、売り時 
 を完全に間違えています。
 さらに、今冬スポルティングはポルトからミゲル・ロペスをチームに加えましたが、この時の取引
 が約550万ユーロの移籍金+イズマイロフの譲渡という形だったこと。そのロペスは右サイドバッ   
 クが本職の選手なのですが、右サイドバックにはすでに若手のセドリック・ソアレスが定着。さらに
 ロペス加入から数日後に左サイドバックでレギュラーだったインスーアを約350万ユーロ(その約 
 半分は前所属のリヴァプールへ)で放出。補強ポイントが明らかにズレています。

④点が取れない
 今シーズンのスポルティングは、とにかく点が取れません。
 今シーズンのリーガでの総得点は15試合中14点。1試合に1点取れていない計算になります。
 チーム得点王もファン・ウォルフスウィンケルの5点と現在リーガ得点王のオスカル・カルドソが
 13得点なことを考えると明らかに物足りません。(そう、カルドソはスポルティングの総得点の9
 割以上を1人で取ってることになります。)
 失点数は16とリーガでも4番目にいいのですが、得点数はリーガ13位タイと、得点力不足は明
 らかです。
 いいタレントは揃っているのですがね・・・



では今のスポルティングに何ができるのでしょうか?

①フロントの総入れ替え
 まずはここから手を入れなければなりません。
 これにはソシオが協力してフロントの刷新を呼びかけなければなりません。
 ここを変えないとスポルティングは復活どころかこのまま低迷を続け、最悪降格の可能性も出て
 きます(実際に現在降格圏まで4ポイントです)。

②超攻撃的サッカーをチームに浸透させる
 前述のとおり、スポルティングは現在点が取れません。
 リスクはありますが、超攻撃的サッカーにスタイルを変える必要性があると思います。
 超攻撃的サッカーでスペインのラージョなどは今シーズン躍進しています。
 ウォルフスウィンケル、カペル、カリージョの3人がもっと点を取らなければなりません。

③ユースから選手を積極起用するべき
 スポルティングのトップチームはこのような状況でも、国内屈指のユースシステムを持スポルティ
 ングです。ユースから新しいスターの登場を願って起用するのも選択肢の1つです。

④主力を放出しない
 こればかりはチームの財政状況もあるのであれこれ言えませんが、これ以上主力を放出すると
 本当にマズいことになりかねません。

この4つです。




スポルティングは今変革の時期に来ています。

チームが今の苦境から脱し、再びポルトガルの頂点に君臨する時はいつのなるのでしょうか?








以上、第1回勝手にサッカー批評、スポルティング・リスボン編でした。

次は何を特集しようかな。


 
 


グロックDTM参戦! 来季の各陣営のラインナップは?


今現在サッカーに関する記事を書いてる途中ですが、ビッグニュースが入ったのでこちらから伝えたいと思います。

なんと、2012年シーズン限りでF1のマルシャから放出されたティモ・グロックがBMWからBMWに参戦することが決定!

ということで、DTM2013シーズンのドライバーラインナップを現時点で発表されてる分、そして予想を書いていきたいと思います。

まずは昨年の王者BMWから。
2013シーズンからは2012シーズンより2台台数を増やして参戦。8台体制になります。
こちらはラインナップがグロック加入により確定。
以下の通りです。

ブルーノ・シュペングラー
ジョーイ・ハンド
マーティン・トムツェック
ディルク・ヴェルナー
アンディ・プリオール
アウグスト・ファルファス
マルコ・ウィットマン
ティモ・グロック

注目はやはりグロックに集まりますが、昨シーズンのチャンピオンであるシュペングラー、2011シーズンのチャンピオンであるトムツェックを擁す豪華な顔ぶれ。
ルーキーとして参戦する2012年までユーロF3で活躍していたウィットマンにも注目です。



続いては2012年シーズン苦しいシーズンとなったアウディ。
2013年シーズンも8台体制は変わらず。
これまでに7人のドライバーが発表されています。
以下の通りです。

マティアス・エクストローム
ティモ・シャイダー
マイク・ロッケンフェラー
エドゥアウド・モルタラ
フェリペ・アルバーカーキー
エイドリアン・タンベイ
ジェイミー・グリーン

注目はメルセデスから電撃移籍したグリーン。”キング・オブ・ノリスリンク”はアウディでも本領を発揮できるか。
さて、もう1人のドライバーですが、恐らくルーキードライバーではないかと予想します。
候補としては2012年12月に開催されたモンテブランコのテストに参加した4人

ニコ・ミュラー
ウィリアム・ブラー
トム・ブロンクビスト
カルロス・サインツJr

となります。
話題性が高いのはやはりサインツJrでしょうね。



最後にメルセデス。
ジェイミー・グリーンがアウディに移籍、デイビッド・クルサードとスージー・ウルフが引退する中、参戦台数もドライバーも発表されていません。
ですが、恐らく

ゲイリー・パフェット
ラルフ・シューマッハー
クリスティアン・ビエトリス
ロバート・ウィケンズ
ロベルト・メルヒ

の5人は残留。

5台体制という可能性は考えにくいので、他のドライバー候補を何人か挙げていきましょう。
さて、メルセデスといえば先日行われたバレンシアテストで元F1ドライバー(?)のロバート・クビサを乗せたことで少し話題になりましたね。ただ、クビサはサーキットドライブにブランクがあり、2014年以降にF1、もしくはDTMに参戦することが濃厚となっています。

他に挙げられる有名どころだとハイメ・アルグエルスアリやアウディのラインナップから漏れたミゲル・モリーナ、そしてユーロF3やGP3に参戦するドライバーの起用が考えられます。




2014年からはSUPER GTとの車両規則の統一が図られることもあり、日本でもその注目度が日に日に増しているDTM。

果たして、残っているシートは誰が射止めるのか、そして2013年シーズンのチャンピオンは誰になるのか・・・

今後の展開にますます注目ですね。










2012年12月27日木曜日

上昇気流?のガナーズ・・・ 冬にどう動くべきか?


こっちに記事書くのは随分久しぶりになりますね。

最近のガナーズはブラッドフォードに敗れる珍事を起こしちゃいましたが、リーグ戦は3連勝で現在プレミア4位と少し調子を取り戻したように思えます。

ただ、選手層が薄いのは相変わらずかなと・・・
ある程度の補強は必須ですね。

よく言われる補強ポイントというのが”中盤の底”と”左サイドバック”ですね。
特に前者は私も早急な補強が必要だと考えています。

とは言っても今のガナーズは攻撃にも迫力が感じられない状態。てことで全ポジションにわたって私なりに獲得すべき選手を挙げてみようと思います。

まずはセンターフォワードから。
ここは今ジルーが務めていますが、実質彼以外に今このポジションを本職とするトップレベルの選手はジルーのみ。チェルシーやリヴァプールもこのポジションは今冬の補強ポイントですね。

まず候補に挙がるのはニューカッスルのデンバ・バでしょう。
来年もアフリカネイションズカップが開催されますが、彼の母国であるセネガルは今回出場しません。違約金の方も700万ポンド前後と言われていて、お買い得なのも魅力の1つです。バはガナーズの他にもリヴァプールやガラタサライも狙っているとされています。

ちなみに、私はベンフィカのオスカル・カルドソまたはロドリゴを獲って欲しいですね。
特にカルドソは年齢もそう若いわけでもなく(29歳)、市場価格も1550万ポンドとお高めですが彼にはそれだけの移籍金を払う価値があると思います。

最近ではバルセロナのダビド・ビジャのような超1流の獲得も噂されていますが、果たして・・・?
ちなみにビジャの今の価値は2400万ポンド程だそうです。
まあ非現実的だとは思いますがね。

そしてネクスト・ビジャことアトレティコ・マドリーのアドリアン・ロペスも注目です。

こちらの価値は約1350万ポンドですが、年俸が安いので狙い目とのことです。

次にウインガー。
ここはウォルコットの去就次第ですが、どうも移籍濃厚なので1人は補強しても損はないでしょう。
私が提案するのは、ノリッジ・シティのアンソニー・ピルキントン。
よく栗きんとんとか言われてる彼です(笑) 彼の名が移籍市場に出ないのは何故なのでしょう?
市場に名前が出ないので移籍にかかる費用はよくわかりませんが、間違いなくいい選手です。

あとはフラムのブライアン・ルイスでしょうか。
今シーズンのエミレーツでのフラム戦では、彼に散々にやられちゃいましたよね。昨シーズンよりも明らかにいいプレーをしているルイスも、十分獲得候補に挙がってもいいと思いますが、どうでしょう。

ちなみに、噂されているのはマンチェスター・ユナイテッドのナニですね。
好きな選手ではありますが、何せ現在の価値が3200万ポンドであること(実際いD¥席にかかる費用は2400万ポンドとも言われてますが・・・)に加え、高額な年俸を要求していることを考えると獲得はビジャ同様非現実的ですよね。

そしてもう1人。スポルティングリスボンのディエゴ・カペルですね。
セビージャ時代から彼のプレーは大好きなので、早くプレミアで見たい存在です。
移籍金は880万ポンド程度かかりそうです。

そしてこのポジションでよく名前を聞くのはクリスタルパレスのウィルフレッド・ザハ。
彼を今必ず補強しなければならないというわけではありませんが、将来性などを考慮すると獲得をしてもいいのかなと。早くしないと他のプレミアのクラブに獲られちゃうんでね(笑) 既に正式オファーを出したなんて報道もありましたね。価格は確か1200~1500万ポンドと、チェンバレンの移籍金よりやや高額といったあたりでしょうか。

ちなみに、私は左にチェンバレン、右にカソルラを置くのがベストだと考えています。
そして今のカソルラのポジション(トップ下)にウィルシャーを置く形がいいのかなと思っています。
ロシツキーとウィルシャーを上手く併用していくのもアリかなと。


ということで、これといってトップ下の補強は要らないと思いますが、挙げるとすればまずスペインはマラガから、イスコですね。
彼は移籍するとCLには出れませんが、即戦力にもなるし将来性もピカイチ。価格は1600ポンドあたりとされています。
マラガが来季からしばらくヨーロッパの舞台に立てなくなったので、いイスコは恐らく欧州中のビッグクラブがターゲットにしていると思われます。

そしてシャフタールのヘンリク・ムヒタリャン。今年のCLでその才能が世界に知れ渡った選手。
お値段なんと約1500万ポンドということでトップリーグ未経験な選手としてはかなり高い選手ではありますが、現在ウクライナのリーグでMFにも関わらず17試合18ゴールと爆発中であります。

次にセントラル,
ここがいわゆる”中盤の底”にあたる部分になります。
1番補強すべきポジションであります。
実は、ここに私はヴェルマーレンを置きたいんです。
守備はもちろん、彼がより攻撃に絡むチャンスが増えるのではないかと考えています。
場合によっては強烈なミドル打てますしね。

ただ、フェルマーレンもケガがちなことで有名な選手。(ガナーズにケガはつきものですが・・・)
今冬に1~2人の補強は必須ですね。

プレミアだとニューカッスルのシェイク・ティオテの名が一番に挙がると思うのですが、彼はアフリカネイションズカップにおそらく召集されるので獲得しても使えない期間が長くなることはほぼ確実。
来夏での獲得が現実的だと思います。

もう1人挙げるとすれば、ウェストブロムのユフス・ムルンブ。
彼は今シーズンのウェストブロム躍進の立役者とも言えるでしょう。コンゴの選手ですが、コンゴはアフリカネイションズカップに参加しないだけあり、獲得に障害は少ないと思われます。

その他だと海外に目を向けてしまうことになるのですが、トゥエンテのレロイ・フェルは面白いと思います。まだ若干22歳ですが、もう既にトゥエンテの中心選手。即戦力としてはどうか?という疑問も残るのですが、どうしてもいい選手が見つからないときは将来性にも賭けて彼を獲得するのも考えていいのかもしれません。どちらにしろあと2、3年したらビッグクラブで活躍しているプレーヤーだと思います。

オランダの銘柄なら、フェイエノールトのヨルディ・クラーシもまた素晴らしい選手だと思います。
オランダのA代表のメンバーであり、フェイエノールトの中心選手である21歳です。

この2人の移籍金はおよそ400~500万ポンドとのことです。

あとは今夏から話題になっているトゥールーズのエティエンヌ・カプエ。
フルで働けるスタミナも持ち、もちろん守備をトップレベルでこなす選手。
私は彼を何とか今冬に獲得できないかと思っています。

よく知られている名前を上げるとすればパリサンジェルマンのチアゴ・モッタなんかは格好のターゲットかなと思いますね。
価値は1250万ポンドと比較的お安め。
ボスがこの30歳に目を向けていることを、私は期待しています。

もう1人有名どころを挙げるとすればゼニトのイゴール・デニソフは素晴らしいと思いますね。
ロシア代表でもキャプテンを務める28歳は2015年までの契約で、価値は1700万ポンドだとか。

最後に、バーゼルのマルセロ・ディアスを紹介したいです。
ウニベルシダ・デ・チレから今夏バーゼルに加わったチリ代表の選手です。166㎝と小さいながらも攻撃、守備の両面でいい働きをしてくれる選手です。彼は2016年まで契約が残っている以上獲得というのは非現実的ですが、いつかガナーズのユニフォームに袖を通して欲しい選手の1人です。



と、このようにたくさんのセンターの選手を紹介してきましたが、ここでディフェンダーに話を移したいと思います。

まずは補強ポイントの1つ、左サイドバックです。
ここは今欧州でも人材不足なポジションで、多くのクラブがこのポジションの補強を求めてます。

プレミアからなら、この人以外にいないでしょう。
そう、エヴァートンのレイトン・ベインズ。
マンチェスター・ユナイテッドとの関係が頻りに噂されていますよね。(エヴラの後継者だとか)
ガナーズにも狙えるものなら狙ってほしい選手ですよね。
左サイドバックに現在ベインズの価値である1650万ポンドを払う余裕があるかは疑問ですが、彼は今や欧州でも屈指の左サイドバックなので・・・

そして海外になりますが、まずは以前紹介した選手か簡単に。

ブノワ・トレムリナス ボルドーのプレイヤー。価値は700万ポンド程。

レト・ツィーグラー 今はロコモティフ・モスクワ所属。価値は720万ポンド程。

さて、ここからは新しく紹介する選手です。
といっても2人です。

1人目はラツィオのステファン・ラドゥ。今年は同じポジションを争うルリッチに負けている感のある彼ですが、控えに置いておくのがもったいないレベルですね。
価値は約440万ポンド。
どちらかといえば守備的な選手です。

もう1人はルビン・カザンのクリスティアン・アンサルディです。
現在26歳で、価値は約880万ポンドだとか。
彼なら攻撃も守備も卒なくこなせそうですね。

こんな感じですね。

さて、センターバックに関してですが、こちらは冬に動く必要は無いかなと思います。

また夏のマーケットが近づいたら色んな選手を挙げてみたいと思います。

最後にゴールキーパー。
こちらも冬に動く必要は無いのかなと思いますが、ファビアンスキのケガが思った以上に長引いていることを考えるとフリーで1人獲るのもアリかもしれませんね。


さて、今回は本当に多くの選手を取り上げてみました。
ということで、今回挙げた選手の中から冬に補強するならこの人!という選手を私の独断と偏見で数人チョイスしたいと思います。

フォワードは1人。

オスカル・カルドソ
 
今年もリーグ戦10試合12ゴールと絶好調のカルドソは私も大好きな選手です。
ポルトガルリーグの経済状況もあり年俸も100万ユーロという安さ!
もうすぐ30歳になるのでそろそろビッグクラブで見たい存在ですよね。


ミッドフィールダーは1人

チアゴ・モッタ

 即戦力という面であれば彼以上に当てはまる選手がいるのでしょうか?
最近はPSGでもスタメンに定着していて、アンチェロッティも簡単に手放さないでしょうが、是非とも欲しい選手です。


ディフェンダーも1人

クリスティアン・アンサルディ

カチューシャ着けてる彼です。
今までにアーセナルという噂はないものの、リヴァプール、アトレティコ、ミラン、マンチェスター・シティなどのクラブから興味を持たれているとニュースになりました。


この3人ですね。
あとは既存の戦力を使いながら、まだ可能性のあるタイトルを狙ってほしいものです。

長くなりましたが、以上です!
最後まで見ていただきありがとうございました!!